2010585 ランダム
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帰ってこないナマトラマン!?

「帰ってこないナマトラマン!?」

「ああ、退屈だなあ。暇だから、携帯でブログでもしようっと。」



「ドラマツキャップ!また、ナマタ隊員がさぼってますよ!」

「ええねん、ほっとけ。」

「でも、今、怪獣が現れて大変なときだというのに!」

「ええねん、ほっとけ。」

「ドラマツキャップ、また寝てるんですか?」

「誰が寝てんねん!あのな、ふしぃ隊員!あいつがさぼってて、なにが困る?」

「え?そんなこと言われても・・・・・、なにが困るんでしょうねえ?」

「ワシに聞くな!あいつは、おっても役に立てへんねん!いや、おらん方が邪魔にならへん分マシっちゅうもんや!」

「なんか、ナマちゃんが可哀相・・・。」

「なに言うてんねん!自分、目が笑ろてるやんけ!」

「だって、ナマちゃんが、あんまり情けないから、ブブッ!!!!」

「おもっきり笑ろてるやんけ!ガハハハハハハハ!!!!」






「なんか、騒がしいなあ、怪獣が出てきて大変だって言うのに、ふざけてないで真面目に仕事しなくちゃ駄目だよね。そうだ、このことも日記に書いてやろうっと!あれ?ケータカプセル(注:ナマトラマン変身ツール兼ナマタ隊員の携帯)の調子が悪いなあ?」







「あ!キャップ!拙いですよ!!」

「なに言うてんねん、ふしぃ隊員。こんだけ、ふざけといて今更、拙いもくそも有るかい!!」

「ほら!怪獣ブラックドラゴン(スマン!黒龍君!!m(__)m)が、ナマタ隊員の方に!!」

「大丈夫や、あいつは。いざとなったら、ナマトラマンに変身するやろ。」

「エ?!ナマタタイインノショウタイハ、ナマトラマンダッタンデスカ?」

「ふ、ふしぃ隊員・・・、むっちゃ、棒読みなんやけど・・・・?」

「だって、誰でも知ってる事じゃないですか!」

「まあな、いつもいつも、仕事さぼって、ナマッチ!とか言うて飛んで行ったら誰でも分かるわな。」

「大体、ナマタ隊員、正体を隠そうという気が無さ過ぎます!!!」

「あいつは、ブログの事以外は、なんも考えとらへんねん。」

「あ、ブラックドラゴン(怒るな!!黒龍君!!m(__)m)がナマタ隊員を踏みつぶそうとしていますよ、どうします?」

「ええねん、ほっとけ。」

「らじゃあ!」









「がおおおおおおおん!たまに出番があったと思ったら、怪獣ですか?!酷いです、ドラゴンさん!!!(涙)」


「うるさい!!怪獣のくせに泣き言言うな!!」

「キャップ?今、怪獣と喋っていませんでした?」

「なに言うてんねん!怪獣と喋れる訳無いやろ!!」

「がおおおおおおおおん!!!!生王さん、踏み潰しますよお!!!(涙)」

「なんだろう?この影は????おわっ!!!!!!!!!!」






「ほら、見てみ、ナマッチ!とか言うて飛んで来るで。」

「そうそう、そして、そのまま、どっかへ飛んでってしまうんですよねえ。」

「ほんで、ワシらが怪獣やっつけた頃になって、白々しくノコノコ出て来よんねん!」

「その間に、パソコンの有るところに行って、ブログ三昧してるんですよお。」

「まあ、おっても邪魔やしな!」

「でも、私たちが怪獣と戦ってる間に、日記を4つも5つも書いてるんですよお!」

「それしか、取り柄が無いねんから、ほっといたれよ。」

「キャップ、そんな言い方したら、ナマちゃんが可哀相・・・・・、ブブブッ!!!!」

「なに、白々しいこと言うてんねん!ガハハハハハ!」





「がおおおおん!!!!!!ほんとに踏み潰しますよお!!!逃げないで良いんですかあ???」





ドスン!!!!!!!!!!!!!!!!





「あれ?おかしいのお。」

「飛んで来ませんね??」

「気のせいか、わたし、踏みつぶされちゃったように見えましたよお。」

「ガハハハハハ!ワシもや!!!」













「「ま、まさかな(ね)・・・・??????」」


















「「まあ、ええ(良い)か、いなくても?」」

「ええ訳、有るかーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

「お。おう!ナマタ隊員、生きとったんかいな?」

「ナマタタイイン、ブジデヨカッタワ。」

「ガハハハハハハハ!!!ふしぃ隊員、むっちゃ棒読みやでえ!!!!」

「なに、ふざけてるんですか!!!こんな、大変なときに!!!」

「なに、自分、まともな事言うてんねん?頭でも打ったんか?」

「ナマちゃん、熱でも有るんじゃない?」

「おいおい、キミタチ、科特隊の隊員としての自覚は有るのかね?怪獣がこんなに町を破壊しているというのに、さっきから見ていたら、ふざけて夫婦漫才ばっかりして!!!だいたい、ワタクシが踏み潰されたのに、笑っててどうするんや!!!」

「見てる暇があったら、踏み潰されてんと、避けろよ!」

「デモ、ブジデヨカッタジャナイ、ナマチャン。」

「ふしぃ隊員、全然感情籠もって無いやんか・・・・・・。(涙)」

「ソンナコトナイデエ、キニスンナヨ。」

「キャップまで、なに棒読みしてるんですか!!!」

「でも、踏み潰された割には、元気そうで良かったやんか?」

「全然、元気じゃないです!!!!!!!!!!!」

「い、いや、マジで、元気やと思うけどなあ?」

「ほんと、ほんと!」

「すっごい、被害が有るんですよ!!!!」

「どこか、痛いところでもあるの?」

「無い無い!ピンピンしてるやんか!」

「ほら!!これ見て下さい!!!!!」

「なんや?このゴミ???」

「ナマちゃん、ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てましょうね。ポイっと。」

「あああ!!!!!なにするんだ、ふぃい隊員!!大事なケータカプセルを!!!」

「ケータカプセル??あの、バッテリーのへばったヤスモン携帯か?」

「ちょっと、マテ!ここで、ホンマのこと言うてどうする!」

「あの機種、駄目だから早く買い換えた方が良いわよ。これからは3G携帯の時代よ!」

「しぃさん、3Gはダメダメだって、前に言ってなかったっけ?」

「ふしぃ隊員やろ!自分こそ、気ぃつけろよ!現実の自分も仕事さぼってブログ三昧やってことがばれてまうで!!!」

「なにを、人聞きの悪いこと!とにかく、ケータカプセルが壊れたからには、もう、ナマトラマンには変身出来ません!!!」

「おいおい、なに、いきなりカミングアウトしてんねん。」

「そおよお、大体ナマちゃんは正体を隠そうという気が無さ過ぎるのよ!!」

「大丈夫!!ケータカプセルが壊れたと言うことは、変身できない。変身できないと言うことは、もうナマトラマンじゃない。ナマトラマンじゃないと言うことは、正体がばれるもくそもない!!もうこれで、正体がばれないように気を使わなくても良いんだ!!」

「今までだって、全然気を使って無かったくせに。」

「なんか言った?ふしぃ隊員!!!」

「べ、べつに~。」

「まあ、これで、更に役立たずになったっちゅうわけやな。」

「ちっちっち、甘いな、ドラマツキャップ!ワタクシがナマトラマンだったからと言って、何かの役に立った事が有りますか?」

「な、無いのお・・・。」

「参ったか!カッカッカッカ!!」

「ねえ、ナマちゃん。これからどうするの?」

「もちろん、ワタクシの愛するおくさ・・・・・・、じゃなくて、ナマトラの母に掛け合って、新しい携帯買うて貰う・・・・・・・、じゃなくて!新たなケータカプセルを授けて貰うんだ!!という訳で、ワタクシは光の国に帰らせて頂きます!ナマッチ!!!!!」















「で、どうやって、帰るの???」


「な、なまっち・・・・・・・・、どうしよう?(涙)」














「がおおおおおん!!!!!私は怪獣の上に、ほったらかしですか!?悲しいです!!!(涙)」



続く!!





次回予告

変身出来ないナマタ隊員は、人々を助けるために生身の身体で怪獣ブラックドラゴン(笑)に挑む!!!

ピンチのナマタ隊員の前に現れた、ナマトラの母!

授けられる新たな力、ケイトラアイ!!



次回、『謂われ無き侵略者』 に続く!!

ナマトラセブンの活躍にご期待下さい!!!(うちょ度0%!ホントに書いちゃいましたよ!!!!!)


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